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愛犬と暮らす家

30代のご夫婦と犬1匹の3人で志木市内のマンション(持ち家)に暮らしていたお客様。
マンションではペットと満足に暮らすことが難しく感じ、新築を建てたいとご依頼いただきました。

志木市内で40坪ほどの手頃な土地を見つけたのち、地元で家づくりをしている工務店に頼みたかった奥様が荒引工務店のサイトを見つけてくださったのが出会いのきっかけでした。

・愛犬の動線を考慮した設計
愛犬がお庭に出やすいよう縁側へ通じる窓を設置し、玄関からのスムーズな動線を確保しました。

・愛犬が遊ぶ庭を眺めることができる寝室
愛犬が楽しそうに駆け回る様子を寝室から眺めることも。

・オーナーのご要望を叶える洗面所

洗面台下のスペースをしっかり確保した1階洗面所。
洗面カウンターを広く使いたいとのご要望があり、洗面化粧台と右側の台をフラットにしました。

・愛犬の入浴も考慮しゆったりと広々したお風呂

荒引工務店ならではのポイント!
メーカーのユニットバスの天井を取り付けず、杉の板を張って欄間を作りお風呂場から洗面所・脱衣室の天井を繋げています。
お風呂場からの湿気を脱衣室まで取り込み、過乾燥を防ぎます。

冬場の問題として、寒さで結露し湿った状態が続くとカビができてしまいます。その問題を解決するため洗面所にエアコンを設置し、暖房でお風呂場から洗面所・脱衣室まで温めてあげるとカビを予防し、ヒートショック対策にも効果を発揮します。

・家事楽を叶える対面型キッチン
キッチンの高さは使いやすさを考慮し90センチにしました。
床はリビングとは違う水を弾く床材をセレクト。

・花見を楽しめるリビング
春には桜の美しさを堪能できるよう正面に窓を設置しました。

他にも様々な工夫が…
暑さ対策として、リビング正面の窓上方には小さな窓を設置し、天井に溜まりやすい熱を逃がせるよう工夫しており、エアコンをつけなくても多少快適な温度で過ごすことができます。

またリビングの壁面に備え付けた腰壁も特長。
通常壁の中は、外側の壁から断熱材・気密シートの順で貼ってあり、コンセントを設置する際に気密シートに穴を開け作業を進めます。
ですが、せっかくの機密シートに穴を空けるので気密性能が落ちてしまいます。
性能を維持するため、腰壁仕様にし断熱材に穴を開けることなくコンセントを取り付けました。コンセントの位置も床から90センチの高さにし、電気コードでつまづくことも予防できます。

インテリアの中に木が入ると精神的に安らぐ効果があるので、天井には高さも持たせ見せ張りをプラス。構造材としてしっかり機能もしています。

キッチンカウンターは配膳を考え高めに設置し、食器棚は使いやすさを考慮し大工さんが可動式の棚板を制作。

壁の角はR面取りで柔らかい空間づくりを心がけました。
R面取りは壁の角を丸める加工のことで、壁紙が剥がれにくいというメリットもあります。

キッチンも含め家全体を同じ温度にするためパブリックスペースを塞がない設計。
キッチン奥のお部屋はワークスペースになっており、こちらも空気の流れを止めないようダウングラフトになっています。

・排気口にも工夫を
化粧室の排気は換気扇をつけるのが一般的ですが、汚れた空気は重く下にためりやすいもの。
床に排気口を設置することにより部屋に汚れた空気が舞い上がらないようにすることができます。

同様に下駄箱やキッチンのゴミ置き場やゲージのところにも汚れた空気が漂わないよう排気口を設置しました。

さまざまなご希望を叶え、愛犬という“大切な存在”と安全快適に過ごせるお住まいへと生まれ変わりました。

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